ケニア・ジペ湖に生息するクロコサギは湿地帯で傘のようになりじっとしていた。小型カメラを設置し、その上に黒の傘を被せカメラが捉える映像を調べると、水面の反射を遮り水の中を見やすくしていた。そして傘を水の中にまで傘を下げることで、濁った水でも魚を見つけ出せるのだった。クロコサギの傘は水中の魚をみやすくするためだけではないという。それは自らの姿を魚から見えないようにする効果も傘にはある。クロコサギには欠点があり、それは日が昇り日差しが強くなると狩りが出来なくなる。それは黒い鳥なので熱をためこんでしまうので朝、夕の時間だけ狩りをする。