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「クロマグロの三種盛り」 のテレビ露出情報

寿司ネタや刺し身として大人気のクロマグロ。今後の漁獲枠はどうなっていくのか。きょうから16日までの日程で始まった太平洋クロマグロの資源管理を話し合う国際会議。初日のきょうはアメリカ・韓国・台湾などの13の国と地域の代表が参加した。今後日本が提案しているクロマグロの漁獲枠の増加などをめぐり議論が交わされる。マグロと私達日本人は深い関わりがある。岩手県にある縄文時代の遺跡「宮野貝塚」では貝の層からマグロの骨が見つかっている。そして現在の年始の恒例になっているのがクロマグロの初競り。いくらの値段がつくかが注目されている。今年の最高値は1億円を超えた。これまでに3億円を超える値段がついたこともあった。しかし、クロマグロの資源量は1960年代初め頃は10万トン以上あったが、その後乱獲などで1万2000トンあまりまで落ち込んだ。そのため国や地域ごとに漁獲量を決めるなど資源管理を行っている。定められた漁獲量を守るために漁を停止する対応を行うところもある。沖縄県では例年4~6月にかけてがクロマグロ漁の最盛期だが5月中旬には漁を事実上終了することになった。定められた漁獲量の上限を超えるおそれがあるとして、県が漁の停止命令をだしたのだ。クロマグロを扱うお店も資源管理の必要性について理解を示している。国際的な資源管理によってクロマグロの資源量は回復傾向にある。2010年には1万2000トンあまりまで落ち込んでいたが、2022年には14万4000トンに。会議に参加する国や地域が目標としていた12万5000トンを上回った。こうした状況を踏まえ、日本は今回の会議で日本の近海を含む中西部の太平洋でのクロマグロの漁獲枠を増やすよう提案。具体的には30kg以上の大型のマグロはいまの2.3倍に、30kg未満の小型のマグロは1.3倍に増やすもの。漁獲枠を大幅に増やすことに関しては参加する国や地域のあいだで慎重な声もあがるなど意見の隔たりがあるだけに、増枠で合意できるかが焦点。

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