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「クロマメノキ」 のテレビ露出情報

長野県と岐阜県にかけて広がる乗鞍岳。溶岩流によって谷が埋められ、なだらかな斜面が広がり林が広がる。9月、林の多くを占めるハイマツに松ぼっくりが熟し、そのうえをホシガラスが飛び回る。ホシガラスはハイマツの松ぼっくりの種を器用に割って食べる。登山道ではライチョウがホシガラスが食べた松ぼっくりをついばむ。飛ぶことが難しいライチョウにとってはホシガラスの食べた松ぼっくりがあることで、これにありつける。またカヤクグリはハイマツの林で多くの虫を捕まえる。稜線近くではイワヒバリが巣立って間もない子供にエサを与え、子育てに励む。また斜面にはツキノワグマが植物の葉などを求めて登ってくる。冬眠を控える彼らには松ぼっくりなどが貴重なエサになる。また同様に高山植物の実も栄養源となる。
9月中旬、朝晩は冷え込み季節が一気に進む。越冬地に向かうノスリが確認できるこの季節、ホシガラスは松ぼっくりの種を割らずに飲み込んでいく。喉に種を溜め込み、春先に備え種を貯める。1羽のホシガラスは5万粒の種を蓄えるという。さらに貯めこんだ種が発芽することもあり、ハイマツの繁殖のためにはホシガラスは欠かせない。ハイマツの生い茂る乗鞍岳には生き物の営みがあった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年3月20日放送 12:21 - 12:24 NHK総合
さわやか自然百景(さわやか自然百景)
富良野岳は標高1912mで大雪山国立公園の一角にそびえる火山で溶岩が噴火した岩に覆われている。今の季節がクロマメノキやシラタマノキが咲いている。

2024年12月20日放送 14:07 - 14:50 NHK総合
列島ニュースさわやか自然百景 3min.
北海道の富良野岳は標高1912メートル。最後は160年前に噴火した火山で、火山活動のため山肌には有毒ガスの出ているところもあるほか、土壌は強い酸性で植物が育ちにくい。秋、富良野岳の中腹には紅葉がみられる。チングルマは綿毛を飛ばす、クロマメノキやシラタマノキは丸い実をつけるなど、高山植物が種や実をつけ、エゾシマリスなどが冬眠前の食料とする。冬、朝には岩肌に、吹[…続きを読む]

2024年12月4日放送 4:00 - 4:05 NHK総合
にっぽん百名山ミニ 5min(にっぽん百名山ミニ 5min)
長野県安曇野登山口から城ヶ岳の登山に挑戦。標高1300m、頂上からの雄大な景色は360度に広がる。ここから常念岳を目指して縦走。道中には霜が降りたクロマメノキ、槍・穂高連峰など。ほか、霧の中から虹が現る様子も。常念岳山頂についた頃、ちょうど朝日が姿を現した。

2024年5月19日放送 19:30 - 20:00 NHK総合
ダーウィンが来た!高山に異変!カモシカ大調査
長野県浅間山のカルデラは日本唯一のカモシカの楽園。すり鉢状の斜面は急でニホンジカを簡単には寄せ付けない。食べ物の量は通常カモシカが暮らす森を遥かに凌ぐという。本来単独で暮らすカモシカが一か所で同時に見られた。最大のグループは6頭でとても恵まれた生活。オスは縄張りの中にいるメスと子孫を残す。恵まれた高山の環境でのみ集団生活を発達させたきたと考えられる。しかし、[…続きを読む]

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