イタリアでG7(主要7カ国)の外務大臣会合が日本時間の昨夜開幕し、中東情勢などについて議論した。会合は、イタリア・ローマ近郊で2日間の日程で行われ、岩屋外務大臣が出席している。初日の協議では、紛争が長期化している中東情勢などをテーマに意見が交わされた。ロシアの侵攻が続くウクライナや、インド太平洋地域の情勢なども議論する予定。開幕に先立ち岩屋大臣はイタリア・クロセット国防相と会談し、ACSA(物品役務相互提供協定)に署名した。自衛隊とイタリア軍との間で、食料や燃料などを融通し合うための協定。発効すれば8カ国目になる。