金相場の高騰が止まらない。去年初めて1gあたり1万円を突破した金価格。中東情勢の悪化などによる世界経済への影響が懸念され、安全資産とされる金の需要が依然高まっている。ことし10月には1gあたり1万5000円を突破(田中貴金属工業店頭小売価格)。金相場の高騰で連日にぎわいを見せている買い取り専門店。店内に定点カメラを設置。金製品で高額査定を期待する人が集う買い取り現場に密着。会社員男性が持ち込んだのは造幣局のシンボル、「桜の通り抜け」110周年を記念してつくられた「平成桜小判」。査定額は21万5000円だった。女性が持ち込んだメイプルリーフ金貨は買取金額44万8000円だった。別の女性が持ち込んだ純金の扇子の置物は172万9000円だった。