アメリカ大統領選挙まであと1年となった。民主党のバイデン大統領の支持率は40％と低迷している。共和党では主要候補8人で争っており、その中にはトランプ前大統領も。刑事事件で起訴されるたびに刑事事件で共和党内の支持率を上げ、他の候補と大きく差をつけている。新たな大統領候補を期待する声が上がるなか、バージニア州のヤンキン知事の動きが注目されている。投資ファンドCEOから政界に転身、おととし知事に就任した。保守的な政策を打ち出しながらもトランプ氏とは一定の距離を置き、若さやビジネス経験も評価されている。共和党内では「トランプ氏では無党派層の指示が得られず、再びバイデン氏に負けてしまう」との見方も出ていて、ヤンキン氏に水面下で出馬の働きかけがされていると報じられている。ヤンキン氏は今年4月に日本を訪問し、外交面での経験を積んだ。ヤンキン氏本人は「バージニア州に集中しえ州議会選挙で勝利し、公約をすべて実現する」と話した。