漫画家・楳図かずおさんが死去した。88歳だった。トレードマークは赤と白のボーダーシャツ、小学4年生のころから漫画を描き始め高校3年生で漫画家デビュー、ホラーマンガでヒット作を連発し「ホラー漫画の神様」との異名がつけられた。人気を決定づけた「漂流教室」「まことちゃん」などが大ヒットしまことちゃんの「グワシ」ポーズは社会現象になった。きのう東京・吉祥寺の自宅・まことちゃんハウスには花を手向けるファンの姿があった。楳図さんはかつて行きつけの店として東京・高田馬場のイタリアン「文流」を紹介、遠藤栄シェフは「仕事関係の方とかひとりでいらっしゃることもあった。赤と白のボーダーのシャツですぐ目につく格好でいつもいらっしゃっていた」と話した。隙だったメニューは「海の幸のパエリア」だった。おととしには自作が愛され続ける理由について「人間の一番根源的なところ そこを描こうと思って描いているのだいたいのどの人人どの時代でもあまりブレなくて通じるこういう利点がある」とした。