世界中を震撼させたアメリカのベネズエラ大統領の拘束。トランプ大統領が作戦指示からわずか2時間あまりの電光石火の任務遂行。そして、今度は隣国コロンビアへの攻撃を示唆。ロシア船籍のタンカーを拿捕しプーチン政権への圧力を強化した他、66の国際機関から脱退するよう指示するなど、日増しに強まるトランプ大統領の強硬姿勢。日本の安全保障にも影響が出る可能性がある。日本時間水曜日、ベネズエラへの攻撃を自画自賛。土曜日にはホワイトハウスにエクソンモービルやシェルなど約20社の大手石油企業の幹部を招き、ベネズエラの石油開発をめぐり意見交換を行った。参加企業に対し完全な安全を保証するとしたうえで、石油開発のために政府ではなく石油企業が少なくとも1000億ドルを投資するよう求めた。ニューヨーク・タイムズのインタビューで強気発言を連発。また今週発表された2026年の「10大リスク」では、アメリカの政治革命が1位に。さらに3位にもトランプ政権関連がランクイン。ドンロー主義のベースとなった19世紀の「モンロー主義」。前嶋享受によると、当時のアメリカのモンロー大統領が「私達はヨーロッパに関わらない。その代わりヨーロッパも南北アメリカに関わるな」と言ったという。ドンロー主義は、中南米を含む西半球は「アメリカの庭」だと考え、西半球ファーストで覇権の確立を目指すものだという。なので、ベネズエラ侵攻はドンロー主義の幕開けとも見れるという。コロンビアへの攻撃を示唆し、ペトロ大統領については「コカイン製造を好みアメリカに売りさばく病んだ男」と厳しく批判したが、電話で会談すると「ペトロ氏の電話と姿勢に感謝する」と持ち上げた。そしてかねてより領有の意思を示していたデンマーク自治領グリーンランドについても、簡単な方法でできないなら手荒な方法も使うなどと述べた。
