新築マンションの建設現場では型枠大工を目指し修行する若者たちがいた。北海道北広島市にあるマンションの建設現場を取材した。マンションなどのビルを建築する際、最も大きな仕事になるのが鉄筋コンクリートの骨格を造る作業。型枠大工は「型枠」と呼ばれる木の板で「立体物」を組み立てる。建物の構造物は型枠で造っている。一軒家の基礎も型枠で造る。型枠大工なくして建物は建たないが、時代と共に目指す若者が減り、人手不足で工期の遅れが発生する問題もある。AI技術が進化を続ける中、「ブルーカラー職」の再評価が進んでいる。AIに奪われない「職人の技」が脚光を浴び、アメリカでは「ブルーカラービリオネア」という言葉まで誕生。日本の型枠大工も温度や湿度の変化で型枠を固定する位置や力を調整する。階段など形状が複雑な部分は細かな手作業が必要。インバウンド需要でホテルなどの建築が続く中、引く手あまたの型枠大工の中には年収1000万円に届く職人もいる。給料の実績や仕事のやりがいを発信している。丸惣佐藤組・千葉さんは「若い人も手に職をつけるため建築を選ぶのもありだと思う」などと述べた。
