須知誉君が抱えている病は50万人に1人という希少難病「コケイン症候群」。知的障害・歩行障害などの症状が現れ、患者の平均寿命は10代後半と言われている。番組制作者が誉くんと出会ったのは2014年。当時6歳の誉くんは、言葉は上手に発せないものの意思表示はでき、歩行器を使って歩くこともできていた。彼は「食べることが嫌い」で、これも病気の特徴の一つ。母親の富美さんは毎食、2時間以上かけて一口ずつ食べさせていた。食べなければ栄養障害が起き、命に関わることとなる。
2014年3月の卒園式を迎えた須知誉君。これまで一人で卒園証書を受け取る練習をしてきた誉君は、無事に受け取ることができた。子どもの成長が嬉しいはずだが、母親にとっては今後の症状が心配である。
2014年3月の卒園式を迎えた須知誉君。これまで一人で卒園証書を受け取る練習をしてきた誉君は、無事に受け取ることができた。子どもの成長が嬉しいはずだが、母親にとっては今後の症状が心配である。