裏視覚障害者の歩行を助けるココテープ。現在、開発を進めているのが屋外用のもの。すでに実証実験を行い、現在は屋外の環境でも機能するように耐久性を向上させている。点字ブロックが設置されていない所もあり、仮設で使えるのが一番の使用用途だと考えている。錦城護謨はココテープだけでなく、さまざまな視覚障害者向けの製品を開発している。錦城護謨・太田泰造社長は「売り上げでいうと収益ベースに乗っていないのが現実ではある。ただ応援してくれる人がすごく多く、企業ブランディングで例えば採用であったり、新しいビジネスにつながったり、波及効果はすごくあると感じている」と話した。