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「コビレゴンドウ」 のテレビ露出情報

なぜクジラは地球上最大になったのか?福岡県のマリンワールド海の中道にやってきた。ここでは350種3万匹の海の生きものを飼育している。この水族館で一番大きいクジラはコビレゴンドウのユキちゃん。最大で全長6m、このサイズが水族館で飼育できる限界のサイズ。ご飯はサバやイカなど。全長30m以上の地球最大のシロナガスクジラの獲物はイカや魚ではない。地球で2番目に大きいナガスクジラの狩りをみてみると海水だけを飲んでいる。クジラの解剖調査や標本化を行う国立科学博物館の田島さんに聞いてみると、海水の中にはオキアミなどのプランクトンがいるという。食べるときには下アゴが膨らんでいる。クジラには下アゴから腹にかけてある縦スジの畝という部分がある。この畝が独特な進化をし蛇腹のように伸びて口の容量が何倍にもなることで多くの獲物を取り込めるようになっている。一口で海水とプランクトン70トン。クジラには口の上アゴから垂れ下がって生えているヒゲ板がある。ヒゲ板がプランクトンを食べるときに重要な役割を果たしている。クジラは海水ごとプランクトンを口の中に取り込み、ヒゲ板を通して海水だけを吐き出す。そのとき、ヒゲ板によってプランクトンだけがからめ捕られることで効率よく獲物を食べている。クジラにはヒゲクジラ類とハクジラ類がいて、ハクジラ類は人間と同じ歯を持っている。巨大なクジラの証しは畝とヒゲ板にあった。

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