3月下旬、コマニーで月に一度の経営会議が行われていた。全国の幹部が一同に介する中で財務担当者が最新の業績を発表する。去年の売上は377億円で過去最高を記録。しかし財務担当者の発表はこれでは終わらない。その中で「問い」というものを伝えていたが、これこそがコマニーの成長を支えてきた。その答えを皆で探っていく。これは社員たちにも徹底されていて、今年から全社員に年間90時間の研修を用意したが、希望者は95時間の選択講座も受けられる。内容は管理会計に建築に関する法律や問いの力。研修は就業時間内に実施され塚本兄弟や外部の専門家が講師をする。経営学者のピーター・ドラッカーが提唱した問う力についてを学ぶ。ドラッカーは重要なことは正しい答えを見つけることではない。正しい問いを探すこととしている。塚本兄弟はドラッカーの理論を学び、経営に取り入れている。塚本はこうした取り組みに自分たちは何のために存在するのかと考えた時にパーティションメーカーだけでいいのかという違和感があったという。その中で自分たちは間づくりをするという答えが出てきて、先が見えたので問いを大事にしていると語った。
