化粧品大手のコーセーは中国での販売が消費の低迷や現地企業との競争激化などで減少していて、ことし1月から9月までの決算では最終的な利益が前の年より28%余り減少している。きょうの会見でコーセーは、タイの化粧品ブランド「パンピューリ」を展開する企業の株式79%余りをおよそ120億円で今月中に取得し、子会社化すると発表した。この会社は高級ブランドとしてタイや香港などで店舗を展開しているということで、コーセーとしては市場の拡大が続く東南アジアやインドでの販売を強化する足がかりとしたい考え。
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