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「サウジアラビア総合統計庁」 のテレビ露出情報

三井物産サウジアラビア支店長の山代真介さんに話を聞く。サウジアラビアは国土の95%が砂漠、日本の約6倍の面積で人口約3500万人の君主制国家。世界最大級の石油埋蔵量を誇り、輸出総額の約9割・財政収入の約8割を石油に依存している。2024年の実質GDP成長率は前年比プラス1.3%と2年ぶりのプラス成長、25年もプラス3.0%を予想している。駐在し注目しているのはサウジアラビアはアジア・アフリカ・ヨーロッパ、それぞれの大陸のつなぎ目にあり貿易だけでなく人の流れや金融・情報のハブになっていること。政治的にもアメリカやロシア、中国などと強い関係を持ち国際社会で大きな存在感をみせている。サウジアラビアの首都リヤドは人口約800万人の都市。サウジアラビアのウォール街と言われる「キング・アブドラ金融街」は経済の中心地。暑すぎるので外で活動する人はおらず、移動は車。きょうのテーマは「おもてなしオタク大国 サウジアラビア」。サウジアラビアでは香木を焚き香りを衣服に移す文化があり、来客時には甘い香りの香木を燃やし、デーツを用意しアラビックコーヒーを必ず出すなどおもてなしを大切にしている。またランチやディナーで家に招待されると、食べきれないほどの料理が大皿で出されもてなされるそうだ。今年は日本とサウジアラビアが外交関係を樹立し70年。サウジアラビアは大変な親日国で1970年代から日本のアニメや漫画が定着していて、サウジアラビア・リヤド市内にも日本のアニメショップが何店舗もあり人気。ムハンマド皇太子はアニメやゲーム好き。サウジアラビアはゲーム大国で国民の7割がゲーマー。ゲーム産業に注力していて、過去1年半で約80億ドルで世界各国のゲーム会社を買収している。3月にはナイアンティックがゲームジギョの大部分をサウジ系企業に35億ドルで売却すると発表した。7月にはリヤドで世界最大規模の「Esports World Cup 2025」が開催sれる。2000人以上の選手が参加し、賞金総額は7000万ドル。2029年にはアジア冬季競技大会、2030年リヤド万博、2034年FIFAワールドカップなど、国際的なビッグイベンドが続く。アジア冬季競技大会の会場はトロヘナ地区で、降雪地だが降雪量は少なく人工雪も飼養される予定。三井物産の事業展開は1970年に事務所設立後、最近では砂漠の真ん中に植物工場を作り実証的に販売を開始している。生産目標は葉物野菜で年間100トン。サウジアラビアは生鮮食品の8割を輸入に頼っているため、植物工場の需要は益々高まると期待している。また2004年からサウジアラビアの天然ガスを原料としたメタノールの生産を開始し、アジアを中心に供給している。

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