人に変わり様々な作業をこなす多機能“水中ドローン”。ドローンについているホースでは、映像だけでは分からない生き物などを生きたまま持ってくることができるそう。深海を調査しながら生物を採取できるため水族館などから重宝されているそう。伊藤さんが水中ドローンを開発しようと思ったきっかけを聞くと「ナガヅエエソという子供の頃から好きな深海魚を見たいなというのが最初」と話した。伊藤さんが今挑戦していることは「人類を豊かにすること」。近年の調査では、日本近海の深海には膨大な海底資源が眠っているという事実が明らかになってきた。こういった資源はかなり深いところにあるそう、伊藤さんは「一番深いところに行くにしても出来るだけ簡単に行きたい」とした。