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「サロン・ドートンヌ展」 のテレビ露出情報

「2人目の奥さんとツーショットの絵 【??】に描かれているのは?」という問題。正解は「1人目の奥さん&若い頃のルソー」。続いては「サービスで描いたものは?」という問題が出された。正解は「小さな動物&主人の髪を増量」。
アンリ・ルソーは還暦を過ぎても極貧生活を送っていた。元銀行員の男の話を信じ、お金の運び屋のようなことをやらされ、再び逮捕される。1か月後に釈放され、描いたのが「フットボールをする人々」。楽しそうな絵だが、投獄中に見た囚人たちがレクリエーションする風景を描いたもの。2度目の投獄で落ち込んでいたアンリ・ルソーを励ましたのはパブロ・ピカソ、アンリ・ルソーの37歳年下だったが、激推ししていたという。1905年、パブロ・ピカソは蚤の市でアンリ・ルソーの絵を約5000円で購入。「女性の肖像」という絵を大絶賛し、生涯手元に置いていた。パブロ・ピカソはアンリ・ルソーを励ますために自分のアトリエ「洗濯船」でルソーを讃える夕べという夜会を開いた。才能溢れる若きアーティストが集まり、大騒ぎした。晩年になり、アンリ・ルソーの評価は爆上がりし始める。63歳の時に描いた「蛇使いの女」は審査に通った作品しか展示されない「サロン・ドートンヌ展」に飾られた。この時期から画商のアンブロワーズ・ヴォラールはアンリ・ルソーの絵を買い始めたという。良い値段で絵が売れていたが、アンリ・ルソーは54歳の未亡人に猛アタック。お金を貢ぎ、全財産を譲る遺言書まで書いた。そんなアンリ・ルソーが最晩年に描いた作品は「夢」。

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