ジャイプル旧市街はジャイの街という意味で城壁に囲まれた街全体が世界遺産に登録されている。ピンクの都市と呼ばれ城壁などはピンクに塗られている。赤い砂岩をすりつぶして塗っており、いつしかピンクシティと呼ばれるようになったという。歴史学者のラジェンダル・シング・カンガロットによると1876年にイギリスの皇太子がジャイプルを訪れる際、歓迎の意味を込めてピンクに塗ったという。風の宮殿と呼ばれる建物は窓が壁面に貼られ風の通りが良くなっている。裏側には小部屋が並んでおり宮廷の女性たちはこの窓から外の様子を伺ったとされる。