ドジャース・大谷選手は試合後、1勝2敗から逆転する自信を聞かれ「今日も劣勢から追い上げたし、そこは自信を持っていいと思う。あとは流れを持ってこられれば2連勝できるんじゃないかと思う」、あとがない戦いで心がけることを聞かれ「2連勝すればいいゲームだと思っている。後がない感覚が今の僕にはない。2連勝すればOKというゲームだと思っている」、ポストシーズンは気負わずにできているかと聞かれ「状態自体はいいと思う。今日も捉えてはいるので、5回の大飛球が入ってくれればゲームを戻すいい一打になった。あと少しのところだったかなと思う」と語った。地区シリーズ第5戦突入ならパドレス・ダルビッシュ有vsドジャース・山本由伸の可能性もある。ドジャースは今季、ペトコパークで1勝4敗と大きく負け越している。大谷選手は通算12試合に出場し、30打数4安打(打率.133)、1本塁打。「勝てない、打てない、鬼門の球場」とも言われている。ロサンゼルスとサンディエゴは200kmほどしか離れていないものの、ペトコパークのシーズンチケット保有者が公式サイトで転売する場合、購入者は郵便番号を登録しサンディエゴ周辺の地域だけに限定されるという地元有利のチケット戦略を行っている。関西大学・宮本勝浩名誉教授が今年のドジャース・大谷翔平選手の経済効果を試算。ワールドシリーズまで出場すると仮定した場合、経済効果は約1168億1181万円になり、エンゼルス在籍の去年に比べ約2.3倍となる。ドジャース観客数(主催ゲーム)も前年比で10万4172人増加。関西大学・宮本勝浩名誉教授は大谷選手がひとつの大きな「社会現象」として経済効果を拡大していると指摘。