今回は福井・鯖江市でオリジナルメガネ作り。福井県のメガネフレームの国内シェアは90%以上で、鯖江市内のメガネ関連の事業所は172ある。駅前からめがねミュージアムまでの道のりを「メガネストリート」とし、様々なオブジェを作った。相葉らは手作りのオーダーメイドメガネを販売するサンオプチカルの3代目、竹内さんのもとを訪ねた。会社にはメガネの材料となるパルプを原料とした半合成繊維材アセテートがあった。約120年前に村会議員の増永五左衛門が、当時活字文化が一般的になってきたことから「これからはメガネが必要になる」とメガネ作りを発展させた。まずは会社で作っているメガネのサンプルを見せてもらった。オリジナルメガネ作りにあたって、相葉らは竹内さんに目と目の距離や左右の耳の間の距離などのサイズを図ってもらった。選べる素材は約5000色、デザインは100種類以上で、顔写真を撮影しパソコンでシミュレーションした。デザインがプリントされた型紙を素材の板に貼り、穴をあけてフレームの形に切り出していった。
住所: 福井県鯖江市杉本町802-5