カンヌ国際映画祭が開幕し、是枝裕和監督が登場した。是枝裕和監督は、「万引き家族」で受賞した最高賞「パルムドール」を争うコンペティション部門の審査員を務める。ことしは、独自のスタイルが評価される「ある視点」部門に、日本の「ぼくのお日さま」が選出されている。吃音のあるホッケー少年とスケートを学ぶ少女、そのコーチによる3人の視点で描かれる恋の物語だ。奥山大史監督の作品で、スペインのサンセバスチャン国際映画祭で、最優秀新人監督賞を史上最年少の22歳で受賞した経験を持つ。ある視点部門の授賞式は、現地時間24日に行われる。