標高6400mのシウラ・グランデ峰。1985年、2人のイギリス人登山家が登頂に挑んだ。挑んだのは21歳のサイモン・イェーツと友人のジョー・シンプソン。今回2人は最小限の食料と道具しか持たないアルパインスタイルで登頂に挑む。そのためベースキャンプを出発し3日で帰って来る予定。ベースキャンプには旅の途中で知り合ったリチャードが荷物の見張り番をしている。2人が目指すルートはほぼ垂直の崖。2人はお互いの体をロープで結ぶ。これが命綱代わりとなる。また救助隊もヘリもないので助けてくれる人はいない。3日目、登頂に見事成功。しかし下山でジョーは足を骨折してしまった。サイモンはロープでジョー縛り数十メートル滑らせる、ジョーが降りたらサイモンもジョーの元へ。これを何度も繰り返すことにした。しかしジョーを滑らせていると崖に落下。サイモンは必死でロープを支えるが、ジョーは力が入らず、登ることは出来なかった。1時間半後、ジョーの声が聞こえなくなり、サイモンはロープを切ることにした。
