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「シコロサンゴ」 のテレビ露出情報

徳島県海陽町の宍喰地区、高知県ととの県境にあり2つの県をまたいだ波の穏やかな入江が広がる地域である。入江に浮かぶ竹ヶ島の周囲は海域公園に指定され地元の人達に大切に守られている。海の中にはサンゴの仲間であるエダミドリイシが群生している。ここは潮の流れの影響もあり比較的暖かく、サンゴの仲間を複数確認できる。サンゴの周囲には色鮮やかな魚が生息している。その中に直径2mほどのムカシサンゴがあり、これほどの大きさになるには100年はかかるとされており、貴重な生息場所となっている。入江の中央部、海藻に覆われた中で泳ぐコロダイなどが確認できる。またこの近辺は日本で唯一テンジクザメが集まってくる場所だという。普段は沖合の深場にいるテンジクザメ、繁殖のためにこの海にやってくる。タマゴは紐のようなもので流されないようになっているのだという。ある日、一匹のメスのテンジクザメが岩の下などを覗き込み、産卵場所を探していた。やがてテンジクザメは岩にお腹をこすりつけ産卵し、紐のようなものを出した。テンジクザメは一度の産卵で1~2個のタマゴを産み孵化まで3カ月かかるという。
8月、宍喰の海は台風の荒波にさらされる。この時期、海の中は小さな魚が目立つ。産卵から2ヵ月、テンジクザメの親の姿はそこになく、タマゴの中では大きく育った子どもが見える。テンジクザメは秋に孵化し沖に旅立ち、数年後に再び産卵のために戻ってくる。宍喰の入江は魚たちが次の世代に命をつなぐかけがえのない土地だった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月17日放送 11:00 - 11:25 NHK総合
どーも、NHK特集
鹿児島放送局の「かごスピ ようこそいのちあふれる サンゴの海へ」。南さつま市・笠沙の海に生息する多彩な生き物たちの魅力を伝えた。水中ガイド・松田康司さんは地元の海と生き物の魅力を伝えたいと、海に通って得たデータを詳細に記録している。今回は松田さんと番組でウツボの生態に迫った。

2024年9月17日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
鹿児島県沖の海に広がるシコロサンゴ。国内最大級の群生地。夏の海は恋の季節。生き物たちの産卵や子育てでにぎわう。クロホシイシモチ、雌のおなかにあった卵。雄が口の中に卵を含んで守る。ふ化するまでのおよそ1週間何も食べないんだそう。そして今回の主役、海のギャングとも呼ばれるウツボ。実はウツボは夜行性で警戒心が強いため産卵の一部始終を撮影することは非常に難しい。そう[…続きを読む]

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