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「ショクブン 守山営業所」 のテレビ露出情報

都内で一人暮らしの石井さんの自宅では9帖の部屋に置かれた家具や綿棒など全てネットで購入する通販生活者だった。石井さんがネットショッピングに使うお金は月に約5万円で取材の前には当日配送で絆創膏を購入していた。1世帯でインターネットを利用した1ヶ月の支出額は2012年は4624円だったが、2022年だと1万7717円で年々に拡大している。先日28日岸田総理は都内の運送会社を訪れ緊急的に取り組むべき対策として「物流革新緊急パッケージ」を取りまとめたいと話している。喫緊の課題となっているのは物流2024年問題で、先月対策に取り組む400社を超える企業が国際物流総合展2023に参加している。物流2024年問題とは来年の4月からトラックドライバーの残業時間が規制される事で物流業界が陥る人手不足の事で国内貨物の約9割を担うトラック輸送への深刻な影響が指摘されている。
人手不足を補うのは先端技術を生かした物流の効率化だという。スリランカ出身のガジャンさんが開発した自動倉庫は注文のあった商品を縦横無尽に走る小型ロボットがスタッフの代わりに商品を運搬し、スタッフは出荷用の箱に移すだけだった。特殊な樹脂で出来た柱と板をブロックのように組み上げて行く自動倉庫はコストを抑え既存の倉庫内にも簡単に設置が可能。ダンボール製造機は商品に合わせて箱のサイズや計上を自由に作る事が出来て適正な大きさの梱包で輸送コストを削減している。各企業は工場や倉庫での時間や人員を削減しようと様々な技術を駆使したマシンが開発されている。オプティマインドはAIを使った自動配信者サービスでラストワンマイルと呼ばれる最後の配送センターからお客様の店舗や自宅まで荷物を届ける領域をメインにサービスを提供している。
ショクブン守山営業所は1日に1000個以上の荷物を運び14台の軽トラックで配送されている。配達者は配達先の住所やドライバーの人数などの情報を入力し、AIが膨大な数のルートを検証。時間帯に寄って車の流れなどを予測し効率的なルートを自動で導き出していた。長年の経験で配送していたベテランドライバーは「根底から覆って10分から30分早くなった」などと話している。新人ドライバーはルートを覚える必要がないため2週間かけていた研修期間は最短3日で完了している。コネクトエリア浜松はトラック同士が貨物を交換出来るスペース。大阪府・堺市から埼玉県・草加市の間は約545kmで通常の輸送なら1泊2日の泊りがけだが、関東と関西の中間にある浜松で貨物を交換する事でドライバーはそれぞれの出発路に戻り拘束時間を半日程度に出来るという。昨年度コネクトエリア浜松を利用した貨物は約1万台で5年前のオープンから年々利用者は増加している。
番組は千葉から仙台まで運ぶ長距離トラックドライバーに密着。ハンドルを握るのは運転手歴20年のベテランで1泊2日の走行距離は往復で780kmと運転時間は10時間弱だった。1990年に行われた規制緩和より業者が急増し低価格の運賃に運送業界は悩んでいた。西川さんが長時間の運転中神経を使っていたのは「速度」で燃費の良い速度で走り続ける事で1回の配送あたりの燃料の軽油を31L節約し、約4800円燃料費が安くなる。西川さんの月収の25%は残業代で残業代は生活に不可欠だという。配送が完了し営業所に戻ったのは午後5時過ぎで給料ダウンを下げる為には運送費の値上げしかないと運送会社の経営者は断言している。
住所: 愛知県名古屋市守山区向台3-1807
URL: https://www.shokubun.co.jp/

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