まずは横浜、JR洋光台駅。その店は、昭和52年に出来たショッピングセンター「SHOP27」の中にあるとのこと。ショッピングセンター開業と同時にオープンした「肉のコバヤシ」、主に東北産の牛肉や、国産豚を販売。店主は芝浦まで毎週豚肉を仕入れに行く小林広志さん。一頭買いするという豚肉の選び方は、「脂が厚いほうが肉がうまい」とのこと。そのこだわりにお客さんも「肉の質がとてもいい」と話していた。店頭にあるのは精肉だけだが、お惣菜売り場が一度外を経由すればあるとのこと。その惣菜売り場「デリカコバヤシ」では、揚げ物など様々な商品が並ぶ。お惣菜の担当は長男の小林伸広さん。お肉屋さんの定番、コロッケやメンチが人気。そんなお店の隣にあるのが「肉コバ食堂」、営業はお昼のみ。近くで働く人などでにぎわってる。惣菜売り場の伸広さんが食堂も兼任する。おすすめは「肉屋のとんかつ定食」。使っているのはもも肉の一部で“シンタマ”と部位、キメが細かく適度な脂身もあり。揚げ油は自家製のラード、豚肉の下処理で出た脂身をひき肉の機械に通しオーブンに入れる。焦げずに制度の高いラードが出来、これがお肉屋さんならではのこだわり。週3日限定の人気メニューとのこと。他にもお肉屋さんならではのメニューが「特選バラかつ定食」。200gを超えるバラ肉を丸ごと揚げたもの、豚の脂身をたっぷり味わうことが出来る。1977年に開業した「肉のコバヤシ」元々は精肉とお惣菜が一緒だったが、1998年に目の前の店が空いたのでお惣菜売り場をオープン。売り場を任された長男の伸広さんは、いつか飲食店をやりたいと思っていたとのこと。そして4年前、隣が空いたので念願の食堂をオープンした。注文が入ると惣菜売り場の厨房でとんかつを揚げ、それを食堂に持っていって盛り付け出来たてを味わってもらえるようになった。
住所: 神奈川県横浜市磯子区洋光台3-1-1
