広木さんは「中国のこういう問題というのは、ほとんどが中国の国内問題で、仮に万が一のことがあったとしても国際的な金融危機とかそういうような状況にはならないと思います。別の懸念としては、日本の方がむしろ危ないのではないか。シリコンバレーバンクの日本版が起こる可能性は中国より日本の方がリスク高いのではないでしょうか」、内田さんは「海外に出ていた生産拠点は、国内になかなか戻れず、今後の素材の調達は競合関係にあるので産業の安全保障でも重要です。人材の確保や電力の安定供給が今後の課題となります」などと話した。(日経電子版)