東京・上野動物園にあるパンダ舎の1つがきょうから解体されることになり、多くの人がきのう別れを惜しんだ。上野動物園では今年1月にシャオシャオとレイレイが中国に返還され、現在園内にパンダは不在。代わりに歴代のパンダたちのパネルが飾られている。東園のパンダ舎が完成したのは1988年。初代パンダ舎に変わるものとして新たに建設された。40年近くの間に10頭のパンダがこの場所で過ごし、2017年にリーリーとシンシンの子供として生まれたシャンシャンもここで暮らした。一般公開初日、観覧の倍率は46倍。愛らしい姿でたちまち人気者になり、上野の街はお祝いムードに包まれた。多くの人がその成長を見守ってきたが3年前中国に返還された。飼育にも関わった動物園の金子美香子副園長は「パンダの飼育方法がだいぶ変わった。シャンシャンの小さいうちからの世話をシンシンと協力して飼育はみんな取り組んでいたので、それが一番ここでは大きな思い出かなと思う。」と話していた。東京都によると東園のパンダ舎の解体工事は来年2月まで続く見通しだが、跡地の活用方法は決まっていない。一方、もう一つの西園のパンダ舎は今後再びパンダが来る場合に備えて保存される予定だという。
