イスラエルとハマスとの停戦と人質解放を巡る協議が進展していると伝えられている。アメリカ・ホワイトハウスで安全保障政策を担当する、サリバン大統領補佐官が13日の記者会見で「合意に近づいている、今週中にも可能だ」と述べた。今月20日にはバイデン大統領の任期が終了し、トランプ氏が大統領に就任する。今月20日の現地時間正午までに合意できれば、バイデン氏の功績となる。バイデン政権としては最後の一押しというところなのではとのこと。合意案についてイギリスのBBCによると、第1段階は42日間で、初日にハマスが3人の人質を解放し。イスラエル軍が人口密集地域から軍撤退開始。7日後に、ハマスは4人の人質を解放し。イスラエルはガザ地区南部から北部への住民帰還許可するとしている。42日の期間中、イスラエル軍はガザ地区南部とエジプトの境界沿いに広がるフィラデルフィ回廊に軍駐留継続も盛り込まれているとのこと。更に34人の人質解放と引き換えに、イスラエルはパレスチナ人受刑者1000人釈放も盛り込まれているとのこと。停戦から16日後に第2・第3段階の協議が開始するとのこと。