16日のニューヨーク市場のダウ平均株価は、前の日の終値から699ドル57セント下げ3万9,669ドル39セントと4万ドルを割り込んで取り引きを終えた。FRB・パウエル議長が講演でトランプ政権の関税政策について「経済の不確実性が高まっている」と発言し、早期の利下げに慎重な姿勢を示した。これを受け景気減速への懸念が強まり、売り注文が膨らんで一時900ドル以上値を下げた。日米金利差を意識してドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は一時去年9月以来となる1ドル=141円台を付けた。
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