ウィンターミーティング前、ロバーツ監督はMLB専門チャンネルに出演し大谷選手との交渉について「わからない、彼と彼の代理人が適切だと判断したときに決断を下すだろう」とコメント。しかし、ウィンターミーティング開始以降に「会ったよ。うまくいったと思う」など面会していたことを明かした。会場で取材していた記者は「監督は話すときにちょっと考え込んだ様子でその後に言ってしまえという感じ。発言の瞬間に記者たちはざわついていた」などコメント。大谷選手との面談を明かしたワケについてロバーツ監督は「嘘をつくのは私の性に合わない。質問されたのだし、この状況で誠実であるために黙っていたが、彼に会ったことはいつか明らかになると思う。実際にそうなっているしだから私も球団も誰も嘘をつこうと思わない。ショウヘイ側や私たち側の誰に対しても敬意をかくようなことだとは思わない。詳細は伏せられるし、そうあるべきだが彼が我々にとって優先事項であることは明確だ」などコメント。ESPNの記者は「誰かが大谷選手のFAについて本当に単純な質問をするべきだ。大谷選手の秘密主義に一体何の意味があるのか。かれの短いFAの旅は野球の祭典になったかもしれない」とコメント。また、FOXスポーツのジェーク・ミンツ記者は「スポーツの中で最も引き込まれるストーリーになりえたものを眠たいものにしてしまった」と批判。
ドジャースのロバーツ監督は大谷翔平選手との面談について、「彼からの質問もあったしチームの全体像をつかもうとしていた」や、「チームに対する彼の望みはもう少し狭まっていると思う」などと話した。この発言について古内氏は「契約交渉の詳細は明かしていないが、交渉の最終段階における熱意を伝えたかったのではないか」などと述べた。AKI猪瀬氏は「話し始めてしまったが故にたくさん喋ったが、契約内容や起用法など芯をくった話は話さずに留めた」などと分析した。また栗栖氏は「面談の内容を明かした態度は誠実に思えた」などとし、これに対し「大谷選手がドジャースに決めているならいいが、そうじゃなかったら雑音」などとの意見があがった。そして川崎氏はロバーツ監督の仲良くなろうとする態度に対し、大谷選手があまり前向きじゃないのが少し気になるなどと話した。