ワシントンから中継。中国に対し厳しい姿勢を取ることで知られるマルコ・ルビオ氏。バンス副大統領立ち会いのもと国務長官への就任を宣誓した。ルビオ氏は「アメリカはいま変革の時を迎えている」とした上で「平和は強さを通じて達成される」と強調した。キューバからの移民の家庭に生まれたルビオ氏は、演説で堪能なスペイン語を交える場面もみられた。また、ルビオ氏は先ほどワシントンで開かれた日本・アメリカ・オーストラリア・インドの4カ国による協力の枠組み「クアッド」の外相会合に臨んだ。会合の終了後にはトランプ氏の大統領就任式にも出席した岩屋外務大臣と個別に会合する予定。こうした中、アメリカのCBSテレビは21日、トランプ氏が民間企業によるAIの開発に向けた事業に対し巨額の投資を表明する見通しだと報じた。ソフトバンクグループ・孫正義会長兼社長やオープンAIのサム・アルトマンCEOがこのあとホワイトハウスを訪れ、投資計画を表明するとしている。トランプ氏は就任初日。40本以上の大統領令に署名したが、日本時間午前は再び新たな大統領令に署名する見通し。