大谷翔平の活躍により、大リーグではいま投打の二刀流でドラフト指名される選手が増えている。今年ロイヤルズで1巡目に指名されたジャックカグリオーン（21）は身長1m96cmで左投げ左打ち。投球は最速160キロを超える。大学リーグでの打率は．419、本塁打35本、9試合連続本塁打でリーグ記録に並んだ。カグリオーンは「大谷が二刀流で高いレベルで活躍して成功を収めているのを見るとやる気に火がつく」と話す。“二刀流”でドラフト指名されても大リーグでプレーした選手はまだいないが、マイナーリーグの監督は「大谷の活躍により若い選手がひとつのポジションに絞ることなく幅広い選択肢が持てるようになった」と話す。