JNNの世論調査によると、岸田内閣の支持率は前回から6ポイント下落の40.7%だった。不支持は8.1ポイント上昇の56.4%だった。立憲民主党と日本維新の会で、岸田政権に対峙する野党としてふさわしいのはどちらか聞いた所、日本維新の会が41%で立憲民主党を上回った。岸田総理が衆議院の解散を見送ったことについては、「適切」と答えた人が45%。「不適切」が27%だった。マイナンバーカードのトラブルへの対応については、「不適切」とした人が72%にものぼった。健康保険証の廃止については、廃止期限の延長・方針の撤回と答えた人が合わせて73%にのぼった。「LGBT理解増進法」については、合わせて49%の人が差別解消に役立つと回答した。岸田総理が少子化対策の財源について「国民に実質的な追加負担を求めない」と説明していることについては、71%の人が納得できないと回答した。新型コロナの感染拡大については、「不安」と答えた人が合わせて58%にのぼった。福島第一原発の処理水の海洋放出については、「賛成」が45%で「反対」が40%だった。