ジャムコの内装品の設計を行う部署では使いやすさや安全性を高めるため、細かな部分まで考えられている。設計が終わると新潟県の工場で製造が行われる。ハニカムパネルの芯材となる特殊な紙は接着剤を塗って重ね熱を加えて接着し、引き伸ばすことで蜂の巣構造ができる。これを樹脂に漬け込むことで燃えにくくする。ラバトリーの製造はオーダーメイドで全て手作り。取り付けるパーツは1000種類以上。航空会社によって仕様が異なる。今は部品を二次元コードで管理し、組み立ての確実性とスピードアップを図っている。強度はそのままに、木の材料と比べて重量を5分の1に抑えられるという。ラバトリーを1gでも軽くする努力が航空機の燃費向上に直結する。
1955年に設立されたジャムコは当初、飛行機の製造を行っていた。1970年、会社の再編によって大きな業務転換を行った。手掛けたのは機内食を保管するギャレー。これをきっかけに大型機用の様々な内装品の開発・製造をスタートした。1982年にはアメリカに会社を設立。1989年には新潟県に基幹工場を設立。今ではギャレーやシートなどの内装品を手掛け、中でもラバトリーでは世界シェア50%を誇る会社にまで成長した。
1955年に設立されたジャムコは当初、飛行機の製造を行っていた。1970年、会社の再編によって大きな業務転換を行った。手掛けたのは機内食を保管するギャレー。これをきっかけに大型機用の様々な内装品の開発・製造をスタートした。1982年にはアメリカに会社を設立。1989年には新潟県に基幹工場を設立。今ではギャレーやシートなどの内装品を手掛け、中でもラバトリーでは世界シェア50%を誇る会社にまで成長した。
住所: 東京都三鷹市大沢6-11-25