富士山のふもとに住む鳥のジュウイチ。特徴は巣を自分で作らず他の鳥の巣に卵を生むこと。ヒナは翼の内側の黄色い部分をくちばしに擬態させ、その親鳥にヒナがたくさんいるように見せかけたくさんの餌をもらう。ジュウイチの祖先はもともと自分で子育てをしていたが、環境の変化で巣を作る場所が不足。しばらくは仲間同士で巣を共用していたが、次第に別の鳥にも生むようになった。世代を重ね、自分で子育てする能力が失われたと考えられている。
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