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今回、ずる賢いことをする生き物を特集。
オープニング映像。
アフリカ・カラハリ砂漠に生息するミーアキャット。獲物が少ない冬、地面を掘って食べ物探し。天敵であるタカの接近を知らせるのはクロオウチュウ。勇敢な動物で、直接攻撃して追い払うことも。一方、ミーアキャットをだまして食べものを横取りすることも。ミーアキャットの警戒音を真似ることも。こうした真似のレパートリーは分かっているだけで18種類。
魚の体についた小さな寄生虫を食べる習性があるホンソメワケベラ。掃除屋として他の魚達から人気を集める一方、魚の表面に噛みついて粘液を勝手に食べることも。粘液は寄生虫よりもカロリーが高く、寄生虫からとれないエネルギーも。周囲にたくさんの魚がいるときは丁寧に掃除するが、周りに魚がいないときにだけ勝手に粘液を食べる。魚からの信頼を失わないよう、粘液を狙うことはあまりない。
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- ホンソメワケベラ
長崎・対馬に生息するツシマヒラタクワガタ。体の小さなオスは表面の質感がメスと似ているため、大きなオスをだまし縄張りに入りこんでメスを奪うことがある。
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- ツシマヒラタクワガタ対馬長崎県
体長が最大で50cmほどのオーストラリアコウイカ。小さなオスは大きなオスと対峙した際、メスに擬態して攻撃を回避しメスを奪うことがある。
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- オーストラリアコウイカ
岐阜に生息する絶滅危惧種のハリヨ。特徴はオスが巣を作ること。メスが一度に生む卵は100ほどと極めて少ないため、巣で大事に育てる。メスの気を引けないオスは別のオスの巣から卵を奪い自分の巣に持ち帰る。巣の中に卵がないとメスは産卵する気になりにくく、他の巣を探しに行ってしまうため。繁殖の最盛期にはこの「卵泥棒」が多く出現。これにより繁殖できるオスが増え、多様な遺伝子が子孫に伝えられる。
絶滅危惧種に指定されているツシマヤマネコ。対馬だけで見られる猫だが、現在は100匹ほどまで数を減らしている。猫にしては珍しく泳ぎが得意。対馬の上島から下島まで泳いでわたったこと、水辺で狩りをしていることなどが分かっている。
富士山のふもとに住む鳥のジュウイチ。特徴は巣を自分で作らず他の鳥の巣に卵を生むこと。ヒナは翼の内側の黄色い部分をくちばしに擬態させ、その親鳥にヒナがたくさんいるように見せかけたくさんの餌をもらう。ジュウイチの祖先はもともと自分で子育てをしていたが、環境の変化で巣を作る場所が不足。しばらくは仲間同士で巣を共用していたが、次第に別の鳥にも生むようになった。世代を重ね、自分で子育てする能力が失われたと考えられている。
エンディング映像。
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