フィデリティ投信・重見吉徳さんの経済視点は「魅せられて。上げ見せられて満たされて」。重見さんは「昭和54年のジュディ・オングさんのヒット曲。いつか先送りされている問題が表面化する可能性がある。十分な備えを持つ、分散投資をしておく必要がある」などと述べた。SMBC日興証券・安田光さんの経済視点は「米国一強」。安田さんは「2025年日本株式市場は第2次トランプ政権が米国景気を優先しながら政策運営を行うのか米国景気とは関係なく関税強化を実行してくるのかによってマクロ前提の置き方が変わる。トランプ氏がメイク・アメリカ・グレート・アゲインというスローガンを掲げている以上米国景気を減速させるような政策にはならず米国一強といった構図がより強固になる。日本株にとっては悪い環境ではない。米国では利下げの好影響が製造業に出てくる。ドル高円安基調が継続しやすい。日本企業のEPSも上昇基調を描くとみている。米国株対比では割安感がある日本株。政策の実像、関税が取引のツールであるということが浸透すると日本株の割安修正が進むと思う」などと述べた。