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「ジョセフ・チョウプロデューサー」 のテレビ露出情報

市ヶ谷にあるアニメーションスタジオで神山健治監督を取材した。攻殻機動隊シリーズなど世界中にファンがいるSFアニメ界の第一人者。ロード・オブ・ザ・リングのオファーは突然で「素直に嬉しいなって。3部作は公開初日に行くぐらい観てました、SFとファンタジーはにているがファンタジーのがもっと難しい。ピーター・ジャクソン監督がファンタジーの世界を本当に存在するように撮ったことがすごい」などと話した。ジャクソン監督はもともと新作はアニメでの制作を予定していた。神山監督は日本アニメの強みについて「日本人が撮れる洋画だと思う。海外の人が観ても抽象的になり日本人という風に見てない。」とした。絵だからこそ伝わる作り手の魅力、今回神山健治監督をハリウッドに推薦したジョセフ・チョウプロデューサーは「天才だから。かなりテクニカルで脚本家でもあるので、間違いないなと」としたというが天才でも実写をアニメにするのは想像を超える苦労があり、実写とアニメの違いを分かってもらうのに大変だった。4年はかかる分量なのに2年で作ってほしいと言われ神山監督は「モーションキャプチャで映画になってるシーンの基本的な演技を撮り、それを1回CGで絵のベースを作ってレイアウトで手描きのものにした」という。CGがそのまま手描きの下絵になるため作業スピードがアップする。
神山監督がアニメーターを志したのは12歳で見たスター・ウォーズの1作目を見てスター・ウォーズをつくる人になりたいと思い機動戦士ガンダムが翌年放映、日本でもアニメならSFが作れると思ったのがキッカケだった。憧れの人は野球とアニメは似ている遠い野村克也元監督だと話した。ロード・オブ・ザ・リング新作にはキャラクターデザインなどで高須美野子さんが参加、神山監督は実力を認めると同時に「馬を描きたいと言ってくれる人が高須さんくらい、本当に描ける人が少ない」とした。ヒット作が日本のアニメについて神山監督は「ミニマムなの、個人の感情や文化の部分は海外の人が関心を寄せてくれるんだけど日本そのものに興味を持つテーマを持ってない、だから世界から日本の映画ってニッチなものとして観られてる部分っていうのももしかしたらあるのかなって気がしている、世界中が関心を持ってくれるテーマをずっと探していくとは思います」などと話した。

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