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「ジョルジョ・マレンゴ枢機卿」 のテレビ露出情報

1951年に中国は司教の任命権をローマ教皇だけが持つことを理由に中国への内政干渉にあたるとして断交した。ニューヨーク・タイムズによると中国国内にはカトリック教徒が推定1000万人いるとされバチカン市国は信者獲得のため関係改善を重視しているという。今回のモンゴル訪問に関してローマ教皇は中国への政治的な意図はない話している。しかしロイター通信はローマ教皇がミサの最後に隣に立たせた香港の周守仁司教と何らかの協議を行う可能性があると報じている。多摩大学バートル教授はバチカン市国が中国との関係を改善するにあたり鍵となる人物がモンゴルにいるイタリア人のジョルジョ・マレンゴ枢機卿だという。ジョルジョ・マレンゴ枢機卿は2003年からモンゴルで神父をしていて中国事情に詳しい人物であることから去年8月モンゴルで初めて枢機卿に48歳で任命された。バチカン
市国の狙いについてバートル教授は「モンゴルがと直接中国とバチカンの国交回復のために動くことは難しい。中国の政府関係者がモンゴルを訪問した際などにバチカン側と協議するための場所を提供するなど間接的に支援してくれる可能性がある。橋渡し役として期待しているのでは」などと指摘した。一方で中国からするとバチカンとの関係改善を進めると国内に影響が広がることになる。習近平政権下では関係改善は難航するとしている。田中さんは「欧米では宗教離れが起きている。アメリカのピュー・リサーチ・センターの調査によるとキリスト教を信じていると答えた割合が2009年は77%だったのが10年たって65%まで減少している。プロテスタントの方がカトリックより減少割合が高い」などと話した。

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