ルーマニアでは8日に予定されていた大統領選挙の決戦投票が行われなかった。憲法裁判所がロシアの介入の疑いがあったとして選挙を無効にしたため。1回目の投票で首位に立ったロシア寄りの主張を掲げるジョル・ジェスク氏は、民主主義が無効にされたと述べた。抗議活動をする人よりも。報道関係者が多かったとはいえ、ジョル・ジェスク氏への支持者たちは選挙無効に抗議した。支持派の幹部は、参加者に落ち着くように求めていたという。無名だったジョル・ジェスク氏は2週間前の選挙の結果に衝撃を与えた。しかし憲法裁判所は選挙を無効とし、多くの市民団体が選挙の無効を訴えた。大統領選は来年の春になりそうだという。