沖縄美ら海水族館でジンベエザメの朝メシまでに密着した。開館前にまず、ジンベエザメの状態を水槽の上から観察する。水槽に入って身体の特定の部分を刺激することで動きが遅くなる「トニック・イモビリティ」という現象を見せた。ジンベエザメのこの特製は世界で初めて沖縄美ら海水族館が発見した。動きを遅くして行うのが身体測定。ジンベエザメの30年前の大きさは4.6mだったが、8.8mになっていた。独自に研究した日々の努力によって、世界最長30年の飼育に成功している。ジンベエザメのエサはツノナシオキアミとナンキョクオキアミの2種類。朝餌の目的は栄養補給ではなくエサを食べるかの確認。ひしゃくで水面を叩くとエサの合図。