アメリカ商務省は2日、新たな対中規制を発表した。AI人工知能に使う先端半導体の製造装置などの中国への輸出を制限するほか、中国系の140の半導体関連企業を事実上の金融リストに追加した。新たな対中規制ではAIに欠かせない高性能半導体の一種の出荷制限のほか、第三国から中国への半導体製造装置の輸出も制限する。さらに中国系140の半導体関連企業への輸出を制限した。レモンド商務長官は今回の規制について「中国が国内の半導体製造システムを進展させ、軍事強化に利用することを防ぐことが目的」と強調し、「中国の軍事強化にバイデン政権ほど厳しい対応を取った政権はない」と主張した。