トランプ大統領が日本で売れていないと不満のアメリカの自動車。中古の外国車を扱う店を訪ねると、アメ車の扱いもあるが1割程度にとどまり、ドイツ車などヨーロッパの車が約8割を占めているという。アメ車が売れない理由は大きすぎるサイズや燃費の悪さなどが原因になっているという。今月16日に行われた日米関税協議でアメリカ側は日本の車の安全基準の見直しを迫ったが、その壁についてアメ車専門店で聞いてみると、ウインカーの色や光り方を日本式に直さなければいけないほか騒音試験も壁になっているとのこと。アメリカでも日本車に乗る人の姿が目立ったがアメ車に乗らない理由を尋ねると、古いイメージがあるという。一方日本市場に攻勢をかけるのがテスラの電気自動車で、車幅を狭く、右ハンドルにするなど日本でも売れる工夫を取り入れている。しかしテスラの充電器は日本で多く使われるものと異なるため自前の充電施設を作る必要があるなどの課題も。日本政府は来週の協議でEVの充電器をめぐっても議題に上がるとみて対応を急いでいる。