ソニーグループは映画や音楽などの事業を強化するため、米国のメディア大手・パラマウントグローバルについて買収を検討してきたが、パラマウント側が先月、米国の映画製作会社「スカイダンスメディア」による買収を受け入れることで合意した。これについて十時裕樹社長はきのう開いた決算会見の中で、買収の交渉から撤退したことを明らかにした。「非常に大きな会社の全体を買収するということは、リスクや経営資源の配分という観点からもフィットがあまりよくないことがいちばんの理由」と述べた。
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