野嶽勇一教授は乾燥肌の原因として菌を挙げた。そもそも、皮膚には1兆匹の常在菌がいて、縄張り争いを繰り広げている。肌にデメリットをもたらすのが悪玉菌で、黄色ブドウ球菌による毒素は角質の繋ぎ目を減少させ、隙間から水分が蒸発しやすくなる。これに対抗しうるのが善玉菌の表皮ブドウ球菌だが、寒冷下では増殖スピードが落ちてしまう。すると、黄色ブドウ球菌が幅を利かせ、乾燥肌が進展する。生活習慣、スキンケアによって常在菌のバランスを改善できるという。
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