先月都内で開かれたウォーキングイベントの中で障害のあるモデルが出演するファッションショーが行われた。ショーを裏で支えたのが福祉を学ぶ大学生たちで、会場の設営や当日の進行などを担った。学生たちの中で中心となって準備を進めてきた山谷莉央さんは幼いころから地元の障害者施設の交流イベントなどに参加してきたそうで、障害があってもそれぞれの持つ個性を知ってもらいたいとショーの裏方として関わることを決めたという。また山谷さんとともに準備に加わった市川ことさんは大学で障害者福祉を学ぶ一方でこれまで障害者と関わる機会は少なく、接し方に戸惑いを感じていたそう。ショーを主催する高木真理子さんは海外のショーでモデルとして活躍し、障害者を対象にしたモデルスクールを運営している。ファッションを通じてステージ上で輝いてほしいとの思いからモデルと対等に向き合う高木さんは若者たちもモデルと同じ目線で向き合ってほしいと考えているという。本番でモデルたちをステージに送り出す役割を任された市川さんも自分なりの接し方を見つけ、自分も挑戦するんだと我が事として考えたいなどと話した。モデルたちとともに作り上げたファッションショーに向き合った時間は彼女たちを成長させ、市川さんは障害者を特別視せずに目の前の人との関わりを大事にしたいなどと話した。
