アゼルバイジャンでは今気候変動対策を話し合う国連の会議「COP29」が行われている。先進国と途上国の溝埋まるのか、会議は山場を迎えている。会議では途上国の気候変動対策支援の資金について新たな目標額の決定を目指している。先進国側は新興国や国際的な金融機関、民間を含め資金源を幅広く拡大することを目指している。一方途上国側からは有利子の貸し付けで資金提供の機会が増え債務拡大につながるなど懸念の声も上がっている。議長国のアゼルバイジャンは20日夜により完全な形の草案を作る方針を示していて、資金の調達方法を巡って各国が歩み寄れるかが引き続き焦点となっている。