第1位の”ラザルペチナ”に期待を胸に進んでいくとなぜか大勢の人だかりがあった。半年ぶりに公開されるということでセルビア各地から観光客が集まっていた。そこはセルビアで最も長い鍾乳洞でラザルペチナとは”ラザル洞窟群”のことであった。数百万年かけ生み出された自然の芸術が広がっていた。さらにこの洞窟はセルビア人にとって神聖な場所でもあった。コソボの戦いで逃れたラザルの兵がここに身を隠していたのだという。その時に軍を率いたのが”ラザル・フレベリャノヴィッチ”であった。さらに山道を30分進んでいくと、案内されたのは非公開の鍾乳洞となっていた。