セブン&アイホールディングスのスティーブン・デイカス新社長とセブン-イレブンジャパンの阿久津知洋社長が向かったのはコンビニ店舗の視察。セブン&アイが今日発表した今年3月から5月期の決算で営業利益は1年前と比べ9.7%増の650億円。純利益は129%増の490億円でイトーヨーカ堂の資産売却益などが押し上げた。国内のコンビニ事業の営業利益は545億円で1年前と比べて11%減少。北米市場では日本式のコンビニを輸出し展開するべく大規模投資を検討。買収提案に対抗するためにも世界で稼げる新たな企業価値の向上策が必要。スティーブン・デイカス社長は「これからどうやって日本の食の力をアメリカに持っていけるか考えている」などとコメント。自身が策定する新たな成長戦略を8月中に説明する方針だが、難しくしている要因の1つがトランプ関税で「米国の客の買い物行動にどう影響するかを考えなくてはいけない」などとコメント。