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「ソラメント」 のテレビ露出情報

創業から430年の住友金属鉱山。ほとんどが企業相手のビジネスであったが、アパレルへの参入を会社に願い出た東福淳司さんだが、そこには大きな壁があった。東福さんは会社内部で一部の人間から「宇宙人」と呼ばれており、それについて東福さんは「少し違うフレームにいると思われているかもしれない」と述べた。また、今の成功の最大のポイントである経営陣に対する説得について聞かれると「最初の壁は研究ラボから事業にするセクションに移していく時。アパレル関係者など外部の人間で良い評価をしてくれる人々に外圧をかけてもらうことで経営陣が安心し、説得につながった」などと答えた。現在開発しているのは、ダウンレスダウンジャケット以外にも、薄くて軽いが暖かいスカーフや透明な帽子などがあり、ソラメントの量を調節することで、湿度を自由にコントロールできる。また、組織の手続き上の煩雑さについて問われると「大きい企業ほど煩雑になるし、長い道のりになるが、逆にその関門をクリアすることで洗練され、自分たちにとって利になる」とコメントした。開発におよそ15年の歳月を擁した「SOLAMENT」。 透明化という壁を超えたことでアパレル進出への目処が立った。ソラメントを小さなナノ微粒子にすることで、透明化することに成功した。透過率を測定する機械で計測すると、可視光線を当てると、透過率が80%近くになり、人間の目にはほぼ透明に見えるレベルだという。ソラメントが透明に近づき用途が広がった。
ソラメントが透明に近づき用途が広がった。例えばビニールハウスの屋根の内側にソラメント入りのシートを設置することで、熱を吸収した上で光を通す。一般的なビニールハウスよりも5℃から10℃ほど気温が低くなるという。東京理科大学を卒業した東福だが、研究所の科学系の研究チームに配属となった。即戦力になれず、転職まで考えたという。当時の上司に進められ大学院への進学を決意。そこで様々な人々と共に研究し、新しいものを生み出すことで研究に対する考え方が変わり、新しいビジネスを作り出せると強く思ったという。30年間勤めて曖昧さを許容するおおらかな社風を持っていて、それが430年間続いてきた理由ではないかと東福は語る。
今後ソラメントを更に飛躍させるために必要なことは次世代の育成だとしている。東福の後輩2人は会社出資で大学でその道を極めるための研究に従事していたという。東福は「私が目指すソラメントは窓ガラスや衣料ではなく、エネルギーを作り出すこと」と述べ、太陽光発電の改良などの次世代エネルギーであるという。また、東福は相手に利があることはなんだろうと常に考えて、いろいろな案を出していく。自分と違う相手と共に協力して行動することで良い結果が得られるとしている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年8月10日放送 10:30 - 11:00 テレビ東京
ブレイクスルー(ブレイクスルー)
真山が訪れたのは、千葉県市川市にある住友金属鉱山の研究センターだ。本日の開拓者は、住友金属鉱山で30年以上、新素材の開発を行う研究者・東福淳司だ。研究所の中を見せてもらうと羽毛を使っていない ダウンジャケット「ダウンレスダウンジャケット」があった。実はこのダウンジャケットは、次世代の車が集結する自動車ショーに登場し話題となった。羽毛を使っていないのにダウンジ[…続きを読む]

2024年1月26日放送 2:00 - 2:05 テレビ東京
未来会食(未来会食)
住友金属鉱山は資源開発から製錬・材料の生産までを一貫して行っている。千原ジュニアは同社の小笠原修一氏と錦水で会食した。小笠原氏は電気自動車に使われるバッテリーを回収し、必要な物質を抽出し再び、バッテリーに再利用する開発が行われていること、光を熱に変える特性があるソラメントを紹介。小笠原氏は社会課題の克服につながる可能性を秘めているのが素材だと期待する。

2023年12月20日放送 21:00 - 21:54 テレビ東京
60秒で学べるNews(60秒で学べるNews )
羽毛を使わなくいダウンジャケットがある。世界初の素材、ソラメントが使われている。車の窓に使われている素材だという。太陽光の熱を吸収するという。水鳥30羽の羽毛が必要となるダウンジャケット。鹿児島市のビニールハウスにも活用されている。ビニールにソラメントがすりこまれている。太陽の熱を吸収し中の温度を和らげているとのこと。光を通すので野菜の発育に影響はないとのこ[…続きを読む]

2023年10月8日放送 1:28 - 1:58 TBS
カバン持ちさせて下さい!(カバン持ちさせて下さい!)
なすなかにしがやってきたのは住友金属鉱山で、銅やニッケルなどが含まれる山を開発し、鉱石に含まれる金属を製錬して様々な材料製品を生み出している。そこから電気自動車の電池、スマホに使われるという。機能性材料事業本部の石橋佳祐氏は社長のプレゼン資料を作成するにあたってマインドマップなるもので考えを整理していた。中西茂樹は「俺、ネタこうやって作っている」と話し、相方[…続きを読む]

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